先月も似たようなタイトルで原稿を書いた記憶があるのですが、今月も同じ質問メールが何通も飛んできたので、ふたたび、男の人って「女なら誰でもいい」と思ってセックスするのですか? という質問に答えたいと思います。
●誰でもいいなんて思ってないから!
男って、女なら誰でもいいからセックスしたいと思っているわけでは、決してない! これが答えです。
たとえば、彼女と別れて4年間セックスしていない25歳の男子は、きっと「誰でもいいから女とセックスしてぇ! 穴ならなんだっていから入れてぇ!」と思うものです。ヤリたいさかりの「健全な」男子は、たいていこう思います。
がしかし、実際に、彼のタイプではない知らない女子が彼の目の前に現れたら、彼はおじけづいて「いや、誰でもいいと言ったけど、でも誰でもいいわけじゃないんだよね」と言います。
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たとえば、風俗店で指名なしで遊ぼうとした場合、彼の目の前には、彼のタイプではない誰かが現れます。彼には、暗黙の了解で「チェンジ」する権利があります。だから彼は、「ごめん、悪いけどチェンジで」と言います。
ね、ほら、誰でもいいわけじゃないでしょ?
●男が言う「誰でもいい」のホントの意味とは?
一般的に、男が言う「誰でもいい」は、「自分のタイプの中の女子であれば誰でもいい」という意味です。で、おそらく、女子が戸惑うのは、幅広くいろんな女子のことを好みだという、男の「好みの幅広さ」にでしょう。男はホント、いろんなタイプの女子を好きになります。
これ、そもそも、彼の頭の中に、タイプの女子が数十パターンあるわけじゃあないんですよね。
男は、最初はまったくタイプじゃなくても、自分によくしてくれたとか、自分にだけ優しかったとか、そういう些細な理由で「俺、もしかして、この子のことタイプかも」と思うのです。
そう思ったら最後、彼は、その子のことを「彼女は俺のタイプだ」と思い込もうとします。無意識のうちに「俺のタイプの子だ」と思うように、脳が勝手に働いてくれるのです。
というような男を何人も見てきた女子が言うのが「男はホント、誰の穴であっても入れたがるアホ猿」というセリフなのです。