●質問
男子が本命の女子にしてしまう言動ってなんですか? 彼は感情をあまり表に出さないので、わたしのことを本命と思っているのかどうかがよくわからないのです。
●回答
たしかに感情を表に出さない男っていますよね。
女子が「好き好き」という気持ちを全面に出すのに対して、男はしれっとした態度しかとらないですもんね。
そういう男子がおじさんになったら、会話のない夫婦の夫になるのです。奥さんがなにをしても「ああ」とか「うん」としか言わない旦那……。
それがイヤなら、今のうちから、あなたが彼氏のことを調教することです。「こういう時は笑顔でありがとうと言うものだ」などと、彼を教育するしかない。
というのは余談でして、さて、男子が本命の女子にしてしまう言動とは?
これは「自分の時間を彼女に明け渡すこと」です。
感情表現がどんなに下手であっても(下手だからこそ)、「彼はわたしに彼の時間を使ってくれているかどうか」というのが、本命と思われているかどうかの指標になるのです。
そもそも愛って「その人のために自分の時間を明け渡すこと」です。
たとえば、すごく好きな趣味には時間とお金を惜しまないなどという言い方を聞くでしょう? ディズニー好きの人は、年間パスポートを買って、何回でもディズニーに行きますよね? 往復の時間も含めると、ディズニーに相当じぶんの時間を明け渡していますよね?
それとまったく同じで、彼は本命の彼女に対して、自分の時間を惜しげもなく明け渡すのです。具体的には、可能な限りデートするとか、そういうことです。
ちなみに、なぜ「自分の時間を明け渡すこと」が愛することになるのか、ということについて説明しておきましょう。
なぜなら、わたしたちが相手に捧げることのできる最大にして唯一のものは時間だからです。
お金はなくなればまた稼ぐと増えますよね? でも時間は失くしたからといって増やすことができませんね? わたしたちは誰しも、死に向かって歩いている存在なのだから、失った時間を取り戻すことは不可能です。
有限な資産をやすやすと明け渡すことのできる相手――これは本命の相手だけです。
え? セフレにも彼は熱心に自分の時間を明け渡している?
でも、セフレには「ヤル時間だけ」を彼は明け渡しているはずですよ。ヤル前に食事をするとか、「賢者タイム」の時間などは、彼は省略しているはずですよ。