●質問
男の人って、エッチしたらその女子に飽きてしまうのですか？

●回答
これは、おなじ質問を女子にしたいです。
ほとんど「手段選ばず」みたいな感じで、あからさまに男に寄ってきて、彼女が彼のことをトークでうまくエッチへと導いて、実際にエッチしたとしましょう。そして女子が、行為の最中などに「あたなのことが好き」という言動をしたとしましょう。
ここまでいくと、男はその女子のことが好きになってしまうんですね。
でもしかし、彼女から「2回目」のエッチをしようという連絡が来ず……。
なにも「貧相なエッチ」をしたとか、そういうわかりやすい理由はなにもないんですよ。
もう、彼女は1回のエッチで俺に飽きてしまったのか……としか思えないのですよ。
この女子のホンネを、ぜひ読者のなかの女子に教えていただきたいのですが。

と、余談はさておき、男はエッチした相手に飽きはしないけれど、「わかった」と思うことはあります。「わかった」というのは、つまり答えがわかったゆえに、探究心が薄れたということです。
どういうことか？

男が「この子とヤリたい」と思ったとき、じつは「この子の秘密をすべて知りたい」という探究心に燃えているのです。
男が言うところの「彼女がもつ秘密」とは、端的に、おっぱいであり、乳首であり、アソコであり、アナルです。それらを総称して、男は「秘密」と呼んでいます。
美しいものには秘密があり、その秘密をどうにかして見たい、秘密を暴きたい――これが男のホンネなのです。

でですね、1度エッチしてその秘密を見てしまったら、「答えがわかった」のだから、男の探究心は下がります。

というだけのことです。と言うと、「男はやっぱり女子の身体だけが目当てなのね」と言う女子がいるのはわかっています。
たしかに女子から見るとそう言えるのかもしれないと思います。
でも、そうじゃないんですよ！　まず、彼はあなたのことを「美しい」と思ったということなのです。「こんな美しい女子がもつ秘密に触れてみたい」と「渇望」したのです。
そこには、100％の純愛ではないものの、愛があるのです。美しいものを愛でたい――少なくとも、この手の愛はあったのです。
で、秘密を知った彼は彼女に飽きた？　いいえ、飽きたのではなく、答えがわかって安心したのです。安心して「通常運転」に戻った、彼のそのふるまいが、女子から見たら「飽きた」ように見えるのです。
安心、か、飽きた、か……これは態度とすれば似ていますが、心の中は似て非なるものなのです。
繰り返します。似て非なるものなんです！