●質問
コロナで彼氏と会えなくて、淋しくてオナニーばかりしてしまいます。オナニーしない方法を教えてください。
●回答
人間は精神によって成っているということが理解できれば、オナニーの回数は減ってきます。
オナニーをしたいと思う、すなわち、肉体的な快楽を得たいと思うというのは、快・不快という基準で生きているからです。
快なら「生きている感じ」がする。だから彼氏とセックスしたい。でもコロナで会えないからできない。ストレスが溜まるし、淋しい。だからオナニーする。
つまり、「生きていない感じ」という孤独感を満たすために、つい股間に手がいってしまうのです。
他方、人間とは精神で成っている生きものだと知っている人は、淋しいと音楽を聴いたり、美術館に行ったり、本を読んだりして、精神的により高次に満たされることをしようとします。
というのが、心のメカニズムというか、心の構造です。
がしかし、多くの人は、一気に「精神」を地で行く生き方ができるわけではないでしょう。
やっぱり気持ちいいものは気持ちいいから、1日に3回も4回もオナニーしてしまうでしょう。そして、そういう自分を周囲から隠そうとするでしょう。
たいていの人はそうしているわけだから、それが別に悪いわけでも恥ずかしいわけでもありません。オナニーしたければむさぼるようにすればいいです。なんと言っても気持ちいいのだから。
でも、頭の片隅でいいので、「心の構造」を覚えておいてください。
どんなに性欲の強い女子であっても、精神について知っていれば、やがてオナニーの回数が減り、「まともに」生きられるようになります。
オナニーをまったくしないというわけではないけれど、回数が減って、なんとなくふつうに暮らせるようになります。
コロナ禍で淋しい思いをしている人は大勢いるので、世界中でティッシュの消費量が増えているのかもしれません。
が、今は淋しい時期であると同時に、自分の心の中を観察するいい機会です。
換言すれば、「精神」を意識するいい機会なのです。