●質問
なかなか手を出してこない男子ってなにを考えているんですかね?わたしは彼とエッチしたいんですけど。
●回答
2パターンあるでしょうね。
1つは女子のことがよくわからない男子。もう1つは(表向きそうは見えなくても)じつは病んでいる男子。
男子って、女子が思っている以上に女子のことを知りません。
たとえば理系男子。高校生の頃からクラスの大半は男です。大学に進学しても基本男の世界。大学院ももちろん男に囲まれ、就職したら男多めの研究所。あるいは男多めのIT企業などなど。
妹や姉でもいない限り、女子もオナニーしているという事実すら知らないのです。女子もオナニーするし、ケツをぼりぼり掻くし、鼻をほじるわけですが、それを知らない。ただただ「美しい曲線美に囲まれた女神」と思っている。ようするに女子に対するあこがれが大きすぎるのです。
そういう男子が女子にさっと手を出すはずがないじゃないですか。
次に、じつは病んでいる男子について。
表向きイケメンでヤンチャそうに見えても、じつは病んでいる男子がいます。表向き美人で男好きする顔をしていてスタイルもよく、リア充に見えるのに、じつは病んでいる女子がいるのと同じです。
病んでいる男子は、「自分の過去と未来のこと」を考えるのに精いっぱいなので、目の前の「あなた」を見ていません。見ているようで見ていないのです。
いえ、もちろん彼は気の利いた会話をしますよ。しかし「それだけ」なんです。あなたが「ちょっと深く」彼の気持ちに踏み込んだら、彼は恥ずかしさのあまり心を閉ざしてしまうのです。なぜなら「病んでいる自分=本当の自分」を見られるのが恥ずかしいからです。
上記の2つに該当しない男子のみが、さっと手を出します。女子とさっと仲良くなって、冗談を言い合う仲になり、やがてふたりで下ネタを話すようになって、ある日「ヤラせてよ」と言い、女子がOKすればさくっとセックスして、翌日はちょっと妙な雰囲気になるものの、やがてまた冗談を言い合い、時間と気が合えばセックスし、という「ふつうの青春」を経験できるのです。