●質問
私はドMです。私は変態なのでしょうか？

●回答
まず、あなたが間違っているのは、変態という言葉の使いかたです。変態というのは、相手の嫌がることをする人のことを変態といいます。あなたはおそらくドMなだけであって、相手の嫌がることをやっていないと思います。むしろ相手が喜ぶように振舞っているのではないでしょうか。したがってあなたは変態ではありません。

女子同士でどこまでエロい話をしているのか、男である僕にはまったくわかりませんが、僕のまわりに居る女子は大抵変態です。
例えば、おじさんに犯されたいという願望を持っている女子がいます。お父さんのような年ごろの男に後ろからアソコやアソコを触って気持ちよくしてほしいというようなことを、彼女は望んでいます。
あるいは、ひとりエッチを見てほしい、手伝ってほしいという願望を持っている女子もいます。

はたまた、本番行為の時に叩いてほしい、首を絞めてほしい、という女子もいます。さまざまな女子を取材してきましたが、１つ言えることは、大抵の人は「変態」だということです。もちろん私が出会った「たいていの人」であり、人類全員のことはどうか分かりません。
しかし、繰り返しますが、私に話を聞かせてくださった女子は大抵「変態」でした。
それでいいのではないでしょうか？

性癖というものは、私たちの潜在意識と深く結びついています。心理学はそのように言います。
例えば、お父さんやお母さんとうまくいっていない女子はたいてい「変態」ですが、それは両親との関係が良好ではないゆえに、何らかが心の奥底に抑圧されており、その抑圧されたものが彼女を「変態」たらしめているということなのです。
変態というものは、実はおもしろおかしいエロではなく、人々の深層心理と深く結びついている切実な問題なのです。