例えば都内の目黒通りで1時間くらい行き交う車を眺めていると、メルセデス・ベンツやアウディ、BMWといった外車をよく目にします。
一方、地方に行けば、1時間も定点観測をするまでもなく、軽自動車が幅を利かせています。
今回は、房総半島の先っちょの町で大きくなった奈央さん(都内の大学3年生/アルバイトはキャバクラ)に、男性が死ぬほどドン引きする女性の軽自動車のデコレーションについて、お話をお聞きしました。
さっそく見ていきましょう。
■1:ダッシュボードが全面ヒョウ柄
「ヒョウ柄の洋服を着ている女性が好きだという男性でも、車のダッシュボードが全面ヒョウ柄というのは、極めてウケが悪いです」
もちろん、ヒョウ柄のダッシュボードというメーカー純正オプションなどありません。カー用品店に行けば、ヒョウ柄の灰皿やヒョウ柄のハンドルカバーなどが所狭しと置かれています。こういうのは、欲しくても買わないというふうにしちゃったほうがいいのかもしれません。
■2:外装塗装はすべてキャラクターでペイント
「房総半島のほうだけではなく、全国的にそうであってほしいのですが(でないと千葉県民だけがやたらおかしいということにもなりかねないし、そうなってほしくないので)、若い女子が軽自動車を買えば、外装はキティちゃんとかセーラームーンというようなアニメのキャラクターに塗り替える人もいます。こういうのは、男性がドン引くみたいです」
大型トラックに歌手のHAMASAKIさんをペイントしていたり、YAZAWAのマークをペイントしている男性もいると思うのですが、こと女子の軽自動車に関しては、ペイントNGだと感じるのが男性なのでしょうか?
■3:カーテンを装着している
「軽自動車の窓すべてに、黒いレースのカーテンをしつらえているとか、ベルベット素材のカーテンをしつらえているというのも、男性は嫌いみたいですね」
う~ん。そういう時代なんでしょうか? カー用品店のおっちゃんに聞いたところによると、80年代に車のカーテンは飛ぶように売れたらしいのですが(蔵が何軒も建つくらい売れた)、今の男性には、カーテンはウケないのでしょうか。
いかがでしたか?
多くの場合、地方では車がないと生活ができないので、若い女性は、学校を卒業するとローンで軽自動車を買うと言われています。ローンを抱えつつ、ボディの外装を再塗装したら、男ウケが悪いうえに、余計にお金がかかると思うのですが、男ウケのためにペイントをしているわけでもないというご意見もあるのでしょう。
次項では、目もくらむ●●が登場します。ご期待ください。