●質問
わたしはTwitterの裏垢でエロいことをつぶやいくことをやめられません。ときどき、そんなわたしは、じつは変態なのではないかと心配になります。わたしは変態なのでしょうか?
●回答
Twitterの裏垢でエロいことを毎日のようにつぶやいている女子って、ほとんどが変態ではないとぼくは見ています。
妄想の中で、たとえば、本命の彼氏以外の男性に、いっぱいキスされながら後ろから挿れてほしいなどとつぶやいているわけですよね?
それは単なるあなたの妄想であって、実際にそういう男性と出会ってコトに及んだ場合、じつはわたしは誰かから激しく求められたいと思っていただけであって、ことさら変態的なプレイをしたいと思っていたわけではないと気づく女子のほうが多いのでは?
今の時代は、頭の中で妄想したことをすごく簡単に可視化できますよね。
可視化というのは、目に見えるようにするという意味で、たとえば、妄想を言葉にしてTwitterに流すとか。あるいは、ネットの無料エロ動画で、自分の妄想に近い動画を探して見るとか。
むかしは、Twitterもなければ、エロ動画は有料でした。レンタルビデオ屋さんでお金を払わないと見れなかったのです。
誰もが手軽にエロいことを可視化できるものだから、人によっては、「エロツール」に頼りきって、その結果「わたしって変態?」と心配するのだろうと思います。
がしかし、むかしから人はエロい妄想をたくさんしていました。
たとえば江戸時代の春画って、いまでいうところのエロ本の1ページでしょ?
それを飽きることなく家じゅうの壁に張っている人もいたんだから!
どんどんTwitterの裏垢でエロいことをつぶやくといいです。
そしたら、やがて飽きてきます。
あるいは、実際に男と会ってエッチしたときに、わたしは本当はそんな変態な行為をしたかったわけではないと「自己分析」できるようになります。
本当のエロさとは、飽きることや自己分析を超えた地点に存在するエロさのことです。
Twitterの裏垢でエロいことをつぶやいているうちは、だから、まだ「青い」のです。