復活愛を叶えるってのが、どうやら最近、女性に人気のようです。高い占いの料金を支払ってでも復活愛を叶える方法を聞きたい女性も多いと見えて、「an・an」の最後のほうは、占いの広告で埋まっています(この不景気なのに!)。
復活愛を望んでも、どうせすぐ別れてしまうことになる男性のパターンを4つ、ご紹介しましょう。無駄金、使わなくていいっすよ。
(1)DV男
わかりますよね? ドメスティック・バイオレンスの略でDV。要するに女性に日常的に暴力を振るう男です。
DVはなかなかなおりません。薬物依存症に似ています。心のどこかに隙間があって、それは幼少期の体験にぴったりと寄り添っているとする専門家の意見が多いものですが、根本的に「なにかを」治療しないとなおらないのです。
復活愛を遂げても、結局また彼の暴力で別れることになるというパターンです。
(2)マザコンねちねち男
マザコンもなかなかなおりません。あなたが彼を甘やかしすぎていないか、再点検したほうがいいでしょう。
(3)ナルシスト男
ナルシストな男性は、しっかりと浮気をするか、仕事に没頭するか、じぶんの趣味にたっぷりとお金を使うか、大きく分けるとこういう行動パターンです。
浮気だって、仕事だって、彼はちっとも悪いとは思っていません。だって「大勢の女性にモテるオレ、かっこいいだろ?」とか「仕事をがんばっているオレ、どお?」とか、そういうことしか考えていないのですから。
あなたが大金を占い師に渡すだけ、無駄かもしれません。
(4)淋しがり屋で友だちが少ない男
淋しがり屋で友だちが少ない男は、とにかくセックス大好きです。淋しいから人肌のぬくもりに触れているうちが幸せなんですよね。
そういう男と復活愛を遂げても、おなじことの繰り返しです。DVやマザコンとおなじで、根本的に、彼の心のなかにあるなにかを取り除かない限り、堂々巡りです。
他人の淋しさを人は癒すことができません。表層的に癒すことができても、根本的にはじぶんでじぶんの淋しさを癒すしかないのが人間であり人生です。
それでも復活愛を! と思う女性は、毒を食らわば皿まで方式で、彼のダメな部分もすべて含めて、彼が「もうこれ以上愛してくれなくてもいい」と満足するまで愛しましょう。これは心理学的にも認められている、彼の心の病巣を取り除く1つの方法です。