怒りの感情を抑えて生きるのがつらいです(1)

●質問
怒りの感情ってなぜ生まれるんですか? わたしは「おとなしい人」とみんなから言われますが、じつは心の中にうずまいているのはわけのない怒りの感情でして、それが嫌でしかたないのです・・・・。

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●回答
怒りの感情って、たとえば「ああいうふうに生きたいのに、こうしか生きれない」というところから生まれます。わかりやすい例を挙げると、本当はCA(キャビンアテンダント)として生きたいのに、現実の自分は就活に失敗してフリーターとして生きている、その「今のこの自分」が嫌だ、というところから生まれます。すなわち「なりたい自分」になれない「なれなさ」から生じるのが怒りです。

もっと一般化して言えば「なぜこの自分が自分なのだろう」と思ってしまえば、誰だって怒りの感情を抱いてしまうということです。
そう思っても怒りの感情を抱かない人もいる?
どうでしょうねえ……。怒りの感情を抱いていないように見える人は「ああいうふうに生きたい」と思う気持ちが、じつは弱いだけではないでしょうか。

CAにあこがれてあこがれて、もう自分にとって職業はCAしかないと思い詰めるほどであれば、その人は怒りの感情を強く持つでしょう。反対に、じつはそこまでCAにあこがれているわけではない人は、そこまで怒りの感情が大きくならないでしょう。
わたしたちはみな、「こういうふうに生きたい」という志を持っています。ちゃらんぽらんに生きているように見える人であっても、そういう気持ちを持っています。
「こういうふうに生きたい」すなわち「なりたい自分」になれないとき、わたしたちは怒ります。

誰に怒っているのか?
自分自身に対して怒ります。自分が「そうなれない」なれなさに対して怒るのです。
最近よく言われる「キレやすい老人」も同じです。彼ら/彼女らは「ああ生きたいのに、こうしか生きられない」その「なれなさ」に怒っているのです。スーパーのレジでおねえさんに怒鳴っているじいさんは、じつは「なれなさ」に怒っているのであって、おねえさんに怒っているのではないのです。(2)に続きます。

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