どなたかに「私は何歳になったらしあわせになるの?」と質問をされたわけではないのですが、こういうことをお考えの女性もいるだろうと思い、今回はこの質問に対する答えを書いてみたいと思います。まずは細木数子さんによると……というところから話を始めましょうか。
■細木数子さんによると・・・
今年もコンビニや本屋さんに細木さんのご著書「六星占術」の本が並ぶ季節になりました。毎年、8月の後半くらいから来年の運勢を書いてある本が売り出されます。
細木さんに聞くまでもなく、人はバイオリズムを持っています。細木さんは12年周期としていますが、8年周期で説くひともいれば10年周期で説くひともいます。
どれを信じるかはあなた次第ですが、バイオリズムがあるので、うまくいく時はうまくいくし、うまくいかない時はうまくいかないと思うしかないということです。
つまり「私は何歳になったらしあわせになるの?」の答えのひとつは、「いずれ幸せになる」というもので、一生不幸のままだと思って絶望することもないし、諦めることもないということです。
■昔は大器晩成のひとが多かった
20代後半から30歳くらいで「私は何歳になったらしあわせになるの?」のと不安に思うひとも多いかと思います。その理由はわりと簡単で、社会に「陽のあたる道を歩かないといけない/失敗をしてはいけない」という強迫観念のような雰囲気が充満しているので、多くのひとが若いうちから成功して、お金を手にして、いい旦那さんを手にして、若くして住宅ローンを組むことがいいことだと思い込んでいるということです。
しかし歴史を紐解けば、40歳くらいから世の中に出て陽のあたる道を歩み始めているひとも大勢います。50歳からというひともいます。お名前は忘れましたが60歳から写真家になった女性もいます。そういうひとは若いうちは不遇であったり、なにかしら苦労をしています。
逆に若くして成功したひとは、40歳のときに億単位のお金を騙し取られたりと、苦労があとからやってきているひともいるようです。
美輪明宏さんは、テレビでコメントを求められるたびに「人生はプラスマイナスゼロだから」とおっしゃいます。「私は何歳になったらしあわせになるの?」の答えは、「いずれ幸せになるから大丈夫」というのが、ベターではないかと思いますがいかがでしょうか。