男って女性には理解しがたい思考回路を持っているもので(女性も男に理解しがたい思考回路を持っているのとおなじ)、特に男の機嫌が悪い時に、なにげないことをポロっと言っただけで火に油をそそぐ結果になったりします。
機嫌が悪い彼の前で絶対に言ってはいけないNGフレーズを4つ、ご紹介しましょう。
(1)「怒ってる?」
怒っている人って「怒ってる?」って聞くと、ますます怒ります。こういう経験がない女性は、ためしに言ってみるといいと思います。すっげ~怒られるよ。
機嫌の悪い彼に「怒ってる?」って絶対に言わないことです。怒っているほうも、その怒りが本気で正論あったとしても、多少なりとも怒っているじぶんって未熟だなと感じているものです。そういう未熟なじぶんを「強制的に」認識させる言葉が、「怒ってる?」なのかもしれません。
(2)「あんたを見てたらあたしも機嫌悪くなるわ」
売り言葉に買い言葉的なことです。怒りの感情って、仏教的には煩悩があるからそういう感情が湧いてくるというふうに説明されています。
男女双方の煩悩ががっちゃんこしたところで、いいことは1つも生まれてこないのは、火を見るよりも明らかです。
(3)「ちっちぇえ男!」
「ちっちぇえ男!」と思っても、それをそのまま口にしないことです。男が怒るというのは、自己コントロールができていない証左であり、小さい男というのは、裸の王様に裸であることを申告しているようなものです。
本当のことを言ってなにが悪いのか? そう思われるむきもあるかと思いますが、そこはオトナですからね、オトナ的に対処しましょう。言っていること、わかりますよね。
(4)「あたしに当たらないでよね!」
これは女性として、本音として感じるでしょうね。彼の怒りが仕事によるものであったり、彼の友人関係によるものであった場合、なおさらそう感じるでしょう。
あたしに当たらないと、彼はなにに当たるのか? という問題が出てきます。犬? ねこ? コンビニの店員さん? タクシー運転手? まあ、じぶんより立場が低い人全員が怒りの矛先を向けられる対象になりますよね。
最近はタクシー運転手さんに当り散らすと、すぐに交番経由の留置所送りとなりますので、少しくらいは彼女として当たられ役を買って出てもいいかもしれません。タクシーの運転手さんの虫の居所が悪いと、彼は留置所から前科がついて出てくることになるので(訴状を取り下げてもらえない)。