たとえば20年ほど前は、男子が通えるオイルマッサージのお店は、日本にはほぼありませんでした。
20年ほど前に「おれはオイルマッサージが好き」と言っていた男子は、海外でその快感を覚えたようです。
たとえばタイの高級ホテルのプールサイドに、マッサージのブースがあり、そこでは海外のVIPな男性や女性が、オイルマッサージの施術を受けていました。
つまり、そもそも「メンズエステ」とは「合法にして、ちょっとした高級なマッサージ」なわけです。
■なぜ稼げるの?
さて、日本で大ヒットし続けているオイルマッサージ店ではたらくと、なぜ稼げるのか?
ひとつは、女の子、お店、お客さんの3者に「安全が保証されているから」です。
オイルマッサージのお店は、原則「風俗営業」の許可をとっていません。そんなもの、とる必要がないからとらないのです。
つまり風俗店ではないのです。だからお客さんが「おれのチ○コ、舐めてよ」と言うのは自由でしょうけど、それを「やる」と違法、つまり警察につかまります。
お客さんの多くは、この事実を知っています。
だから女子に「舐め」を強要しません。触ってもきません。
男女ともに、合法に楽しめる場所、つまり安全に楽しめる場所だから、女子は安全にはたらけますし、お客さんは堂々と「リピーター」として通い続けることができます。
■リピーターになって通い続けてくれるということは・・・
お客さんがリピーターになって通い続けてくれるということは、要するに、女子が稼ぎやすいことを意味します。
飲み屋さんもどこでもおなじです。
駅前にある飲み屋さんのように、毎日、不特定「多数」のお客さんを相手にしなくてはならいお店は、毎日「ご新規様」の獲得に追われます。
でも、メンズエステは、べつの項で紹介したように、男性客がわりとハマりやすいシステムになっていますし、合法な「遊び」なので、リピーターがお店に(あるいは特定の女子に)つきます。
だから女子は稼ぎやすいのです。
たとえば、1時間1万円のお店の場合(一般的には1時間1万数千円以上ですが、計算がややこしくなるので1時間1万円とします)……仮に女子の取り分を半分の5,000円とすれば、毎日2人のリピーターがお店に来れば、女子は1万円稼げます。
週5日で5万円。1ヵ月は4週ですから、掛ける4で20万円。
このほかに「延長料金」が入ったり「オプション料金」が入ったり、その他のお客さんが来たりで、お店によっては月に70~80万円稼ぐ女子もおおぜいいるのです。
男性心理に見る「舐めない・脱がない・触られない」でなぜ稼げるのか? については、別の項でお届けします。
ご期待ください。