何回かこの『姫テク』において小陰唇のお話をしてきました。で、小陰唇に関するコラムは、ほかの恋愛コラムなどより、わりと多くの女性にお読みいただいているようですので、今回は、もう少し医学的な見地から丁寧に小陰唇のお話をしたいと思います。
●小陰唇がビラビラするのは淫乱な証拠なの?
小陰唇は思春期のころから大きくなります。思春期の前は、ただの割れ目があるのみですが、思春期から大きくなります。セックスやオナニーをしていなくても大きくなります。
しかも多くの場合、左右対照に大きくなることはありません。左の小陰唇だけが大きいとか、右の小陰唇のほうがより黒いということで「ふつう」です。
●なぜ小陰唇は大きくなるのか?
小陰唇の医学的な役割は、膣内に細菌が侵入するのを防ぐというものです。よって小陰唇はあるていどの大きさまで肥大して、左右の小陰唇がぴったりとくっつくようになるのが一般的です。
また小陰唇には皮脂腺がありますから、常にほどよく湿っています。この皮脂の分泌も、細菌などの侵入を防ぐというもので、なにもエロいことを考えているから、常に小陰唇が湿っているというわけではありません。
ほかに、小陰唇はおしっこが散らないようにする役割を担っているという学術論文もあります。
●小陰唇は大陰唇とのバランスです
小陰唇がやたらデカいにもかかわらず、大陰唇からはみ出していなく、それなりに美しい割れ目を持っている女性もいます。こういう女性は、大陰唇もほどよく発達しているわけで、見た目的には得をしているのかもしれません。
一方、そんなに小陰唇がデカいということもないのに、脚を閉じてもビラビラが垂れ下がっており、女子たちと一緒に温泉に入るのが恥ずかしいという女性もいます。
大陰唇が思うように発達しなかったということで、こういうのも遺伝ですから仕方ないでしょう。
●切除手術という方法
小陰唇は、性的に興奮すると血液が集まり、大きくなり、同時に男性器を導き男性器に絡まるようになり男性に性的快感を与える役割もしています。
しかし、あまりにも小陰唇が美しくなく、手術をしてでもどうにかしたいというのであれば、美容クリニックなどで手術をすることも可能です。
が、上述したように、見た目的に美しくないビラビラも、細菌の侵入を防ぐとか、男性に興奮を与えるという、非常に重要な役割を担っているわけですから、それなりに見た目以外の基準で判断をしたほうがいいのかもしれません。